金属医療器具のレーザー印字事例
(鋼製小物/カテーテル/注射針/ドリル/ボルト)

メディカル業界でのマーキング・印字事例を紹介します。このページでは、金属医療器具のレーザー印字について解説します。

金属製品へのアプリケーション

金属の医療器具は、手術などで人体に直接使用されるものが多く、消毒工程や使用頻度など厳しく管理するためのトレーサビリティ印字が必要です。印字箇所が錆びにくい、異物が発生しにくい、といったメリットからレーザーマーカーによる印字が普及しています。

鋼製小物へ2Dコード
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カテーテル芯線へ品番
カテーテル芯線へ品番
医療用ドリルへ目盛
医療用ドリルへ目盛
医療用ボルトへ2Dコード
医療用ボルトへ2Dコード

“錆びない”印字のご提案

レーザー印字方式は以下の3つに大別されます。

  • 黒色マーキング方式
    対象物表面をレーザーの熱で黒く発色させる方式
    黒色マーキング方式
  • 彫込みマーキング方式
    レーザー光の照射密度を上げて表面を除去する方式
    彫込みマーキング方式
  • コールドマーキング方式
    表面の酸化膜を残して黒く発色させる方式
    コールドマーキング方式

塩水噴霧試験結果

コールドマーキング方式は、最小限の熱影響を表層部のみに与えることで耐食性に優れた印字が可能となります。

印字条件や材質により結果は異なります。

  • 黒色マーキング方式
    黒色マーキング方式
  • コールドマーキング方式
    コールドマーキング方式

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