樹脂医療器具のレーザー印字事例
(カテーテル/注射針ハブ/チューブ/シリンジ/ボトル)

メディカル業界でのマーキング・印字事例を紹介します。このページでは、樹脂医療器具のレーザー印字について解説します。

多色樹脂製品へのアプリケーション

樹脂の医療器具では、薬品の入れ間違いや取り間違いを防止する観点から、人の目で識別しやすいようさまざまな色の樹脂が使われています。樹脂の材質が多岐にわたるとレーザーマーキングにも高い発色性が求められるため、光吸収率の高いUVレーザーマーカーのニーズが拡大しています。

注射針のハブへ目印
針のハブへ目印
カテーテルコネクタへ品番
カテーテルコネクタへ品番
医療用チューブへ2Dコード
医療用チューブへ2Dコード
シリンジ(本体/袋):目盛/日付
シリンジ(本体/袋):目盛/日付
医療器具カバー
医療器具カバー
薬液ボトル
薬液ボトル
カテーテルへの穴あけ
カテーテルへの穴あけ

高ロバスト印字のご提案

[課題点]印字困難な樹脂への印字要求

[課題点]印字困難な樹脂への印字要求

樹脂の医療器具では、薬品の入れ間違いや取り間違いを防止する観点から、人の目で識別しやすいようさまざまな色の樹脂が使われてます。樹脂の材質が多岐にわたるとレーザーマーキングにも高い発色性が求められるため、光吸収率の高いUVレーザーマーカーのニーズが拡大しています。

[解決策]樹脂の印字に最適なUVレーザー

UVレーザーは、基本波長レーザー(IR/1,064nm)やグリーンレーザー(SHG/532nm)に比べて、素材への吸収率が格段に高く、照射された光が効率良く印字面で吸収されます。そのため、必要以上にパワーを上げる必要なく、視認性の高いマーキングが可能です。
UVレーザーは各材質への対応範囲が広く、製品へ使用される樹脂材質変更のリスクにも対応できます。

各種材質[樹脂]ごとの吸収率
各種材質[樹脂]ごとの吸収率

材料の変化に左右されにくい高いロバスト性

材料変更による発色低下の抑制や成型品の表面状態の変化、樹脂のLOT変更によるレーザーの印字条件のわずらわしい再調整が不要になります。高発色性による高いロバスト性(外乱に対する強さ、またその性質)で、良品範囲の広い運用が可能です。

  現在 材質の変更
材質
基本波長
レーザー
× ×
UV
レーザー

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