軟包装
内容物(製品)の状態や性質によって、保存性や保護性、気密性など容器に要求される条件はさまざまです。
ここでは、軟包装の特徴を解説します。
特徴
軟包装はポリエチレン(PE)やポリプロピレン(PP)、ポリオレフィン(PO)などの素材を使った包装の総称です。フィルム素材であるため、軽量で伸縮性があり、加工しやすく、丈夫、透明性やバリア性も備えています。このため、野菜や果物、魚、肉、惣菜、レトルト食品、お菓子、調味料、洗剤・シャンプー(詰め替え用)など、幅広い商品で採用されています。
近年は、しょうゆなどの調味料で「パウチ」の採用が増加。海外でも保存性の高い「レトルトパウチ」が注目されており、サラダなど惣菜の賞味期限を1カ月間に伸ばすといった取り組みもなされています。
貼られるラベルは粘着が中心で、大量に生産される商品ではグラビアで直接印刷されることが多いです。
軟包装

- 軽量
- 丈夫
- 伸縮性
- 透明性
- 加工性