ラップラウンド
商品名・メーカーのロゴ・意匠をはじめ、原材料などのさまざまな必須情報を表示するため、ラベル表示が用いられます。
ここでは、ラップラウンドの特徴を解説します。
特徴
ラップラウンドは、胴巻きラベルとも呼ばれるもので、帯のような横長のラベルを使用します。帯の一方の端に粘着剤を塗工し、容器に巻き付けて貼り付けます。
主にガラスびんやPETボトルで採用されています。
大量品が多いため、ほとんどがグラビア印刷で生産されます。
基材はフィルムが多く、シュリンクラベルと同じくPEやPP、POを使用します。一部では紙や合成紙などが使用されることもあります。
大手飲料メーカーでは、環境負荷やコスト削減を理由にシュリンクラベルから胴巻きラベルに切り替える動きが活発で、採用数が増えています。ただ、シュリンクラベルに比べ表示面積が少ないことから店頭でのアピール力が高いとはいえず、ブランドが確立した商品や人気商品での採用が中心となっています。
シュリンクラベルに比べ、ラベル表示面積が狭い。