デジタル印刷とラベル
ここでは、デジタル印刷を用いたラベルについて特徴を解説します。
特徴
印刷は版にインクを付けて、それを紙に転写するものです。版を作る際の初期費用がかかるため、本1冊やチラシ1枚などの少量では生産コストが合いませんでした。
しかし近年、デジタル印刷の登場により、最少1冊、1枚からでも生産可能になりました。
ラベルも同様にデジタル印刷機が登場し、少量生産が可能となっています。
デジタル印刷はデータに可変情報を加えることで、「連番」や「ユニーク(個別)コード」などの印刷ができます。さらには1枚ずつ、異なる写真やデザインを挿入した印刷もでき、一定地域(県、地域、施設)や、個人へ強い訴求力を持つ表示も可能となりました。
大手飲料メーカーでは、「清涼飲料のラベルに各国でポピュラーな人名をプリントする」「200万種類の異なるデザインをラベルにプリントする」などのプロモーションも行われました。
デジタル印刷によるオリジナルラベルの流通は、大きな反響を呼んだ。