電池(電極・絶縁)へのレーザー印字
電気自動車(EV)業界でのマーキング・印字事例を紹介します。このページでは、電池(電極・絶縁)へのレーザー印字について解説します。
充電時もしくは減速時の回生によって得た電気を効率よく蓄えるための機構で、電気自動車・ハイブリッド車の動力源となります。
大容量かつ小型軽量化が可能なリチウムイオン電池への切替えが進んでいます。
- A:電池カバーへ2Dコード/品番印字
- 電池は筐体とフタにわかれており、それぞれの製造工程および組み付け効率化のため、トレーサビリティ印字がされています。
- B:電池フタの表面粗し加工
- 電池カバーと筐体の接着面をレーザー光で粗し、接着力を向上させます。
- C:電極へ2Dコード印字
- 電池ケースだけでなく、電極自体への2Dコード印字が増えています。銅材質のため、ダメージレス印字が求められます。