カメラ内蔵レーザー変位センサの用途事例
カメラ内蔵レーザー変位センサはどのような場面で使われているのでしょうか。ここでは、自動車部品の浮きや高さ、同色系部品の有無検査など、カメラ内蔵レーザー変位センサの用途事例についてご紹介します。
自動車部品のボルト浮きとネジ高さ判別
ボルトがしっかりと締め付けられているか、抜けがないかを1台で判別します。IXシリーズなら、108.5×81mmの視野範囲内なら16箇所まで同時に測定可能です。複数台必要だった検出も1台で賄えます。
不織布の有無判別
同色系の部品有無もレーザーでの測定なら用意に可能です。
従来ならカメラで照明の角度を考えて検査していたところが、IXシリーズなら簡単かつローコストに解決できます。
まとめ
本章では、レーザセンサの中でもカメラ内蔵型レーザー変位センサの概要から、種類・特徴まで詳しく紹介してきました。まとめると以下の通りです。
- ・カメラ内蔵レーザー変位センサは、カメラが対象物を画像で認識し、指定したポイントを追うことで、レーザーがそのポイントの高さや段差の測定を行うセンサ
- ・検出時に発生する複数のトラブル要因を多数の機能によって1台で解決可能
センサにはこの他にもさまざまな種類があり、それらの特徴を知って正しく選定することが大切です。
本章に記載した内容や、他の章でも紹介しているセンサの特徴を1冊にまとめた資料は、下記よりダウンロードしていただけます。ラインナップカタログと併せてご覧ください。