画像センサの用途事例
画像センサはどのような場面で使われているのでしょうか。ここでは、Oリング抜け検出やインパネクリップの有無判別など、画像センサの用途事例について一部ご紹介します。
Oリング抜け検出
自動車部品の組付工程において、Oリングが正しい位置にセットされているかどうかを判別し、歩留まり向上を行います。
面で捉えるIV4シリーズなら、搬送時の位置ズレをキャンセルして検出可能です。また、最大16ヵ所まで同時判別可能なため、総合的な組立確認を実現できました。
インパネクリップの有無判別
インパネクリップが規定の箇所にモレなく取り付けられているかを1台のセンサで判別します。
IV4シリーズは1822×1364mmの広範囲を最大16点同時判別可能なため、複数台のセンサを並べていた検出を1台にまとめることができました。
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まとめ
本章では、画像センサの概要から種類・特徴まで詳しく紹介してきました。まとめると以下の通りです。
- ・画像センサは、カメラで撮影した画像を使用して対象物の有無や違いを判別するセンサ
- ・主な種類はモノクロタイプとカラータイプ
- ・1台のセンサでできることが多く自由度が高い
- ・「点」ではなく「面」で検出が可能
センサにはこの他にもさまざまな種類があり、それらの特徴を知って正しく選定することが大切です。
本章に記載した内容や、他の章でも紹介しているセンサの特徴を1冊にまとめた資料は、下記よりダウンロードしていただけます。ラインナップカタログと併せてご覧ください。