ファイバセンサのトラブル対策ワークの傾きによる検出ミスを防ぐ

ファイバセンサのトラブル「ワークの傾きによる検出ミス」の対策方法について解説します。

ワークの傾きによる影響とは?

反射型センサの場合、ワークが傾くと受光部に戻る光が減少し、期待する反射光量が得られずにワークを検出できないことがあります。特に光沢ワークの場合は正反射が起こりやすいため、正対していると受光量が多くなり、傾くと受光量が激減することがあります。

ワークの傾きによる影響とは?

対策

  • ワークが傾いた状態でも検出するように設定値を低くしておき、アンプでパワーを上げると、ワークに角度がついていても検出しやすくなります。

    対策1
    対策1

参考

LR-Zシリーズ

キーエンスのレーザセンサLR-Zシリーズ・GVシリーズでは、ワークとの距離をCMOSで検出し、更に反射光量に応じて自身の投光量を自動調整するため、優れた角度特性を有しています。

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