接触式変位センサの用途事例
ギアの組み付け精度やクリアランス測定、鉄板の厚み測定など、接触式変位センサの用途事例についてご紹介します。
ギアの組み付け精度確認・クリアランス測定
ギアの組み付け精度や、クリアランス・平坦度などをミクロン単位で高精度に測定可能です。
値飛びや原点忘れを起こさない原理 ”スケールショットシステム”を採用し、センサが原因となる設備停止のリスクを排除できます。
スリムなペンシルタイプの筐体で狭いスペースに複数台の設置を行えるだけでなく、摺動回数も2億回以上と長寿命のため、安心してご使用いただけます。
鉄板の厚み測定
圧延された鉄板の厚みを測定します。
センサを複数使用した際の演算も、アンプの操作のみで簡単に行えます。そのため、外部機器での数値の取り込みや煩わしい設定は不要です。
まとめ
本章では、接触式変位センサの概要や特徴・種類、マイクロメータとの比較までを詳しく紹介してきました。まとめると以下の通りです。
- ・接触式変位センサは検出体に接触子が直接触れることで位置を測定するセンサ
- ・大きくはトランス方式、スケール方式に分類される
- ・バネの力により測定力が決まるので、人による誤差が発生しない
センサにはこの他にもさまざまな種類があり、それらの特徴を知って正しく選定することが大切です。
本章に記載した内容や、他の章でも紹介しているセンサの特徴を1冊にまとめた資料は、下記よりダウンロードしていただけます。ラインナップカタログと併せてご覧ください。