超音波センサの用途事例
組立工程でのばね検出やフィルムのたるみ検出など、超音波センサの用途事例についてご紹介します。
組立工程でのばね検出
形状が不安定なバネは、従来の反射型光電センサでは、検出が不安定でした。FWシリーズなら、スポット内の最も高い位置を背景の光沢の影響も受けずに検出が可能です。
フィルムのたるみ検出
透過型光電センサでは、レベル制御に複数台のセンサを上下に並べていました。反射型では表面の柄の影響を受け検出が安定しませんでした。FWシリーズなら表面の色、模様、光沢の影響を受けずに、上下限の制御ができます。
まとめ
本章では、超音波センサの概要や特徴、光学式センサとの比較までを詳しく紹介してきました。まとめると以下の通りです。
- ・超音波センサは超音波を使用して距離を測定するセンサ
- ・透明体のガラスや液面、メッシュ状のトレーやバネの有無など複雑な形状でも検出可能
- ・ミスト・汚れに強い
- ・材質や色の影響を受けない
センサにはこの他にもさまざまな種類があり、それらの特徴を知って正しく選定することが大切です。
本章に記載した内容や、他の章でも紹介しているセンサの特徴を1冊にまとめた資料は、下記よりダウンロードしていただけます。ラインナップカタログと併せてご覧ください。