光電センサの種類と選定方法

検出環境や設置場所に応じた、さまざまな種類の光電センサが存在します。より環境にマッチした光電センサを選定できるよう、代表的な分類軸をご紹介します。

分離アンプの有無による分類

アンプ内蔵型

アンプ内蔵型

センサ単体で設定や表示確認をおこなうタイプです。構成がシンプルな分、本体サイズが若干大きくなります。

アンプ分離型

アンプ分離型

センサと離れたところにアンプを設置し、設定や表示確認ができます。センサヘッドは小型化できるため、取り付け自由度が高くなります。

筐体材質による分類

樹脂筐体型

樹脂筐体型

筐体が樹脂でできているタイプです。
比較的軽量なものが多いですが、強度的には金属筐体型に劣ります。

金属筐体型

金属筐体型

筐体がSUSなどの金属でできているタイプです。樹脂と比較すると堅牢で長寿命です。

まとめ

本章では、光電センサについてその概要から特徴、検出方式や種類・選定方法まで詳しく紹介してきました。まとめると以下の通りです。

  • ・光電センサとは、光を発射し検出物体からの反射や、しゃ光量の変化を検出するセンサ
  • ・大きくは反射型と回帰反射型と透過型に分類される
  • ・非接触検出が可能
  • ・検出距離が長い

センサにはこの他にもさまざまな種類があり、それらの特徴を知って正しく選定することが大切です。
本章に記載した内容や、他の章でも紹介しているセンサの特徴を1冊にまとめた資料は、下記よりダウンロードしていただけます。ラインナップカタログと併せてご覧ください。

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