溶接ビードの3次元形状検査
3次元形状検査では、2次元断面形状データだけでは検出できなかった、ピットやアンダーカットの容積やオーバーラップの体積、ビード表面の割れ、ビード蛇行(ビード曲がり、ビードずれ)、ビードの長さ不良(開先残存など)、またアークストライクやスパッタといった、溶接部のより多様な形状検査が可能になります。
3次元画像による溶接欠陥の検出
超高精細インラインプロファイル測定器「LJ-X8000シリーズ」で検出した2次元断面形状データを用いて3次元形状を生成し、解析することで、精密な形状検査を実現します。

LJ-X8000で溶接ビードの2次元断面形状データを取得

溶接ビードの3次元形状を解析し、さまざまな不良の検査を実施
- 3次元形状検査で実現する溶接部形状の検出例
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ピット、アンダーカットの容積
オーバーラップ、ビードの高さ・体積
ビード表面の割れ、へこみ
アークストライク、スパッタ
ビードの曲がり、ずれ
ビードの長さ
上記をはじめ、溶接部のさまざまな形状不良をインラインで検査することが可能になります。
オーバーラップや余盛り不足、開先残存、アークストライク、スパッタの3次元形状測定例
検出内容

ピット、アンダーカットの容積

オーバーラップ、ビードの高さ・体積

アークストライク、スパッタ

ビードの長さ

レーザー溶接の余盛り不足(ビードのへこみ)の3次元形状検査・分析例
検出内容

ビード表面の割れ、へこみ

ピット、アンダーカットの容積

ビード蛇行(ビード曲がり、ビードずれ)、オーバーラップの3次元検査・分析例
検出内容

ビードの曲がり、ずれ

オーバーラップ、ビードの高さ・体積
