私たち⼤和ハウスグループでは、全国のオーナーに、⼀括借上システムによる安定的な賃貸住宅経営を提供しています。⼤和リビングカンパニーズは、⼀括借上の契約、物件管理、設備更新、⼊居募集など各種サービスを総合的に提供しています。
賃貸住宅の満室経営を実現する条件の⼀つに、「室内の備品が、居住者の求める条件に合っていること」があります。室内の備品、設備とは、エアコン、⾃動⽔洗便座(ウォシュレット)、インターネット接続、ドアホン、⽕災警報器、浴室乾燥機、照明などを指します。今後は宅配ボックスも重要備品になるでしょう。
これら備品は、築浅物件であれば⼀通り備わっているので問題ありません。しかし10年、15年前に建てた古い物件ではそうでないことがあります。たとえばインターネット接続がついていない、便座がウォシュレットでない、エアコンが全室完備でない、などの場合です。その物件を建てた10年、15年前の当時なら、その設備でも⼊居者は⼗分、集まったでしょう。
しかし⼊居者の求めるもの、物件に対する最低条件は、時代と共に変わります。現代であれば「ウォシュレットでない物件は問題外」「インターネット接続は必須」「クーラー全室完備でないと夏は暑くて耐えられない」と考える⼊居者は⼀定数、存在します。その顧客⼼理の変化を考慮せず、物件を建てた10年前、15年前の感覚のままでいると、気がつけば顧客から静かに敬遠され、⻑期空室が増えていく、そんなことにもなりかねない。そのような事態を防ぐべく、全国約2,000⼈の営業担当者は、オーナーに確実な設備更新を呼びかけていく必要があります。
しかし、この活動を推進するにあたり、乗り越えるべき課題が2つあります。