事業分野ごと、プロジェクトごとにデータ分析をおこなっています。現在、パチンコ事業、ベンディング(自販機補充)事業、アミューズメント事業、ゴルフ事業、など事業部門で7チーム、財務、人事などの管理部門で4チームの計11チームがそれぞれデータ分析をおこなっています。
まずパチンコ事業では、顧客行動を分析しています。顧客がどの店舗に行き、どの台(例えば「海物語」)を使っているか、来店間隔や遊技履歴のデータを分析し、行動の内容や傾向を把握します。
その分析結果に基づき、ダイレクトメールのリストを作成し、送付した後は、リスト内の顧客が実際に来店しているかの効果検証をおこないます。
また自動販売機補充の事業では、商品の売れ行きデータの分析を通じ、商品補充のために巡回するベンディングカーが、このルートならどんな飲料をどのくらい積み込むべきかを最適化しています。
車ごとに、出発時に積み込んだ商品と、帰社時の残り商品を比較分析することにより、例えばどの担当者、どのルートの補充率の効率が良いかを把握し、無駄のない商品補充やルート選定に繋げていきます。
温浴施設事業、ゴルフ事業では顧客データ、行動履歴データを使い、ダイレクトメールの反応率や、店内の声かけの効果向上などを図ります。
特に温浴施設事業では、回数券の分析に力を入れています。回数券を買うのは、いわゆる「常連のお客様」ですが、では「常連で回数券を買ったことのあるお客様」「常連だけど回数券を一度も買ったことのないお客様」、「常連で、かつ定期的に回数券を買ってくださるお客様」は、それぞれどう違うのか、その傾向を把握していきます。