これら情報をもとに各顧客を、RFM分析の考えに基づき「3か月以上来店していない顧客」「毎月来店している顧客」などの形で、来店頻度別、購買額別に分類します。この分類情報をもとに、来店頻度をより高めるための施策を、顧客集団ごとに展開します。
この他、離脱顧客、つまり「以前は毎月、来店していたのに、最近は足が遠のいている顧客」の情報も詳しく分析します。具体的には、過去に離脱した顧客のデータを分析し、それらに共通する要素・傾向を見い出します。そして現在の顧客の中に、それと同じ傾向を持つ顧客がいた場合、「将来、離脱する可能性がある顧客」と見なし、それを防ぐため先手先手でさまざまな施策をおこないます。ここ数年のコロナ禍は、顧客の足を店舗から遠のかせる方向に作用しています。離脱防止の施策は重要と考えています。