私たち営業統括部が担当する業務には、事業性分野の推進企画、商品企画、推進リストの還元などがあります。部内には以前から、精度の高い見込み先の発掘、つまり成約率が高まり営業店の負担が軽減する、そんな情報を営業店に還元しなければならないという課題感を持っていました。しかし簡単にはいかない。そんなときKIのことを知り、特にAFE(機械学習)に魅力を感じました。
また庫内データの一元化も大きなテーマでした。現在、庫内では部署ごとに、多数のサブシステムがそれぞれ導入、運用されています。この場合、どの部署がどんなデータを保有し、それをどう活用、集計しているのか外からはわかりづらくなります。また異なる部署が、同じようなデータを集め、類似の分析をしている場合でも、客観的にそれぞれの取り組みが見えづらいことで、違う意思決定をして別方向に動いている、といった可能性もあります。
今後はデータをできる限り集約、一元化して活用していきます。KIはそのプラットフォームとして活用していきたい。目指すは部署ごとの個別最適ではなく全体最適です。
この他、データ分析の属人性を低減したいという課題感もありました。